VONDS、加藤がヘッドで決勝点
写真:勝利に貢献しチームメイトと抱き合うVONDSの加藤。
3位決定戦VONDS市原 1-0 東京23FC
VONDSは途中出場のFW加藤が古巣相手に決勝点を決めて、地域CLへの道を切り拓いた。0-0の後半立ち上がりにベンチから声がかかり、「魂」と一言自らに気合をいれてピッチに入り、前線のボールに食らいついた。
迎えた71分の決勝点。ゴール前に上がったロングボールは自らが走り込んだ位置と違うところに落下したが、相手選手の頭をこすったクリアボールは後方に逸れて加藤の目の前に。「逸れろ、と思って走り込んだら、予感してたところにきた」と、突如現れた目の前のボールを瞬時にストライカーらしく頭で押し込んだ。
今季は途中で監督が代わるなど苦難もあったが、しっかりと立て直して今大会3位に入り、地域CL出場権も獲得。「監督が代わって今までより走り込みは相当やってきた。プレスもガンガン行けるようになり、この5日間で筋肉系のケガ人が出ていないのはその成果。みんな気持ちで最後まで走れるようになった」と自信を深めている。
地域CLへ向けては「また連戦になるが、なんと言っても初戦。セットプレーなどのやり方は練習で整理して、あとは本当に気持ちの勝負。まだまだこのチームは成長できる」と意気込んだ。
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