セルベッサが3勝目 BANDELIEとの下位対決制す
写真:前半に広田が決めたゴールを喜ぶセルベッサ。
東京1部CERVEZA 1-0 BANDELIE
セルベッサは中断前の最後の試合を勝利で飾った。負けられない下位対決で随所にらしさが出た。特に前半は「うちの強みを出せた」とCB金澤がいう通り、広田と浅田の2トップのフィジカルの強さを前面に、球際でファイトしながら押し込んだ。セットプレーの強さも光り、35分すぎには金澤が完璧に捉えたように見えたCKからのヘッドは惜しくもファウルの判定で取り消されたが、43分には浅田の競り勝ったこぼれ球から広田が抜け出し先制点。
後半は最下位脱出に必死のBANDELIEに押し込まれる危ない場面もあったが、そこで身体を張って、しぶとく守って1-0で逃げ切る強さもまたセルベッサらしい。
今季はここまで11試合を戦いまだ3勝。勝ちよりも負けが先行する厳しい状況ではあるが、金澤はここからの中断期間も含めた後半戦に向け、「先を見てる余裕もないし、今は自分たちのような純粋な社会人チームがこのリーグで進むべき道というのを改めてみんなで共有し、目線を合わせなくてはいけない。その中で地道に勝ち点を積み上げていくしかない」と自らに言い聞かせるように言った。
東京都社会人サッカーリーグ1部
